IM-0001-0001
本日は病院を休診にさせていただき、PETドックに行かせていただきました。
いわゆる人間ドックなんですが、PETという検査をします。
PETとは・・・・・がんを検査する方法の一つで、Positron Emission Tomographyの略です。
がん細胞がブドウ糖を普通の細胞よりも多く取りこむという特徴を利用しているんだそうです。
まあ、PETが万能というわけではなくて、得意分野もあれば不得意分野もあるみたいですが、がんの早期発見に有効であることは事実です。 

通常の健康診断は毎年受けているんですが、やはり患者様の健康を保つためには自分自身が健康でなければ満足いく治療はできないと思います。
そこで、今回念のためPET-CT検査をしていただきました。

朝から県立中央病院に行って、受付後、FDGという検査薬を体内に注射します。IMG_1461
その後しばらく安静にして組織にFDGを行き渡らせ、CT検査で検査します。
ちなみにCT検査をされたことがある方ならよくわかると思うんですが・・・あの「息を大きくすって下さい。   止めて下さい   ぴぴぴぴ・・・・・・  楽にして下さい」 という件ですが、結構しんどくないですか?
一応私は健康な方だと思うんですが、かなり頑張って息止めをしました。  
これ、できない人結構いるんじゃないかなー なんて思いながら。IMG_1460
みなさんは大丈夫ですか?? 

結果は・・・まあ問題ないと思ってはいましたが、結論を聞くまではちょっと心配でした。
幸い、今のところ画像上明らかな悪性腫瘍は無いとのことでした。

難を言えば、太りすぎというところでしょうか。
IMG_1462
整形外科医という立場上、膝や股関節が悪くなっている方にはダイエットを強く勧めるべきなのですが、自分が出来ていないことをひとに指導するのもなにか説得力が無いですよね〜
患者様に、「なかなか痩せんのよね〜」といわれると、「そうなんですよね〜」と思ってしまうんです。

正しい指導が出来るように、頑張ってダイエットしなくちゃいけませんね。 
IM-0001-0038
※ PET-CT検査では、悪性腫瘍があるところが色でわかります。 悪性腫瘍は赤く色が付きます。 ただし、脳や膀胱、心臓などはもともと正常でもFDGが集積して赤くなるんで、判断が出来ません!