本日は連休のため、いつもは行きにくいところに行ってきました。
津島発の“西村遊漁”さんです。

ここは、数年前から、夏のケンサキイカ・秋冬の太刀魚 なんかでお世話になっています。
とにかく南予は魚影が濃くて、ときどきびっくりするような魚が釣れます。
ただ、ちょっと遠いので出来れば連休の初日に行って、次の日は休みたい感じなんですよね。
ネッカブリ狙いだったんですが、青物の反応が今ひとつ。
アジっぽい反応ということで、アジサビキに。

アジサビキといっても、普通の波戸でするようなやつとは違います。
アジ自体が大きいんです。
30-40cmあります。
以前、長浜の方でもよく釣れてたんですが、それは50cmありました。
それほどのサイズでは無いんですが、普通にサビキで釣るアジに比べたら、明らかに大きいです。

水深80mぐらいのところで、60-80m付近にいます。
釣れるときは、そんなアジがサビキに3枚、4枚、5枚と掛かるので、よく引きます。
このアジの良いところは、刺身にしやすいことです。
通常のサイズだと、刺身にするのはかなり手間で、何匹も捌く必要があります。
ところがこのアジだと、数匹でたっぷりの刺身が出来ます。

あと、ひとにあげやすいですね。
ひとしきり釣って、今度は根魚ジギング。
SFC クランキー 170gで底5mを丁寧に攻めると、きました!
みなさん ゲンコツ と呼んでいますが、カサゴの種類でしょうか。
ホゴとはちがいますね。
ホントは、これにブリがいると良かったんですが、この日は青物お休みでした。

でも、以前から大アジを釣りたいと思ってたので、こちらで釣れるとわかり、それだけで十分です。
さっそく、アジは刺身と、焼き魚、アジフライなどで頂きました。
焼き魚は、船長さんい教えていただいたんですが、内臓を出さずにそのまま焼きます。
すると内臓脂肪が行き渡ってよりジューシーに焼けます。
また、この時期は子持ちなので、子が蒸し焼きのようになりとても美味しいです。

これは釣るのにジャミを撒いてないので出来るんだそうです。
通常このあたりでサビキをするときはかならずジャミを撒きます。 すると内臓にジャミの臭いがこびりつくんだそうです。
ゲンコツも 刺身と 煮魚に。
これも美味しかったですねー。
アジの塩焼きと、ゲンコツの煮魚は子供たちもだいすきで、あっという間に食べてしまいました。

この手の魚は、なかなかスーパーなんかでは買えません。
このアジはいわゆる関アジや岬アジなどと呼ばれるヤツです。
当然それらはジャミを撒いて釣られています。
その後、生けすでジャミを抜いてから出荷される様ですが、最初から使わない方が美味いですよね。
いつも鯛ばかりなんで、時々違うモノを持って帰ると喜ばれます。

これからは、毎年アジ遠征決定!
