鯛ラバ解説

4月3日 日曜日 鯛ラバ 瀬戸内Deep攻略!

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朝家を出るときに今日の上着の厚さに悩む時期です。
特に釣りの時はアウターの選択を間違えると、結構辛い思いをしますから、非常に悩ましい。
ただ、鯛は"のっこみ”前のコンディションのいい時期ですね。
今年5回目の鯛ラバは 桜が微妙に咲き始めた曇り空のもとでスタートです。
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相変わらず今回も100mレベルのDeepを攻めます。
今回はこれまでの釣行で、自分なりに「必勝パターン」を見つけていましたので、何の迷いもなく鯛ラバをチョイス! いつものタコマラカスでスタートです。
投入前から釣れるイメージしかなかったんですが、、、、意外に釣れない。image
そうこうしているうちに、ミヨシの方に2連続でHit ! 
いかにミヨシから入っているとはいえ、こちらにはアタリもなし。
若干焦ってきます。   あれれ〜  今日はタコマラカスのパターンじゃないんかな〜
なんて考え出すと最悪です。  
今期ジャッカルから発売されたワームなんかも持参してましたので、いろいろと試行錯誤に陥ってしまいました。 

今日は釣れない日なのかな〜などと思っていると、ようやく来ました!image
タコマラカスにHit です。

底をゆっくり丁寧に探っていると小さなアタリが連続してきます。 我慢してスローで巻き続けるとようやく反転。  一気に合わせを入れます。 

とりあえず1枚目!
これで心に余裕ができました。


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2枚目はジャッカルの鯛カーリー+シマノ ビビットカーリーのコラボレーションでGet!
この2つの組み合わせは、スローな動きでも非常に艶めかしくアピールしてくれます。
通常のカーリーネクタイと比較して絡みなどのトラブルも少なそうですから、これは流行りそうですね。  鯛ラバのフックにちょん掛けするタイプのワームもありましたが、今回はパスです。 


 しばらくしてアタリが遠のいたため、あちこち移動していきます。
Deepで2枚潮なんて所もありましたので、タングステン120gをフル活用して挑みます。
鯛ラバは底取りができてナンボですからね〜  根が荒いポイントでタングステン120gを使うのはかなり勇気がいりますが、全神経をサミングする親指に集中して、着底の瞬間を見逃さないようにします。  かけ上がりと言うよりは底に岩があるタイプの根なので、なんとか対応できました。
そして、終盤にさしかかった頃、いきなりこの日最大の山場がやってきました。
潮が緩みかけた一瞬、怒濤のラッシュです。 
夢中で釣ったので写真はあまりないのですが、image
まず1枚あげて、次の流しで2枚(その間に1枚バラしあり)です。
鯛ラバが流されていい感じにナナメ引きになったところで、キャスティングの時のアタリのように「ズーンと引っ張られる様なアタリ」がきました。
相変わらず前アタリは小さいので我慢して食いついてくるのを待たないといけません。
一度待ちきれずに合わしてしまったら、案の定途中でバレてしまいました。 

とにかくこれで
合計5枚 Getです。  本来なら6枚獲れていたところなんですけどね〜 
余裕の竿頭です (^_^)v

この時期のDeepは鯛が底にへばりついているんですが、意外にちょっと上で食ってくることがあります。  恐らくですが、ふらふらと鯛ラバの後を追ってきてるんじゃないかと思います。
せっかくついてきていても、巻き上げが少ないと喰うに至らない 可能性があります。
また、あんまり巻きが早すぎても追っかけて来てくれないように思います。 image
スローでもアピールできる鯛ラバでゆっくり巻いてじっくり喰わしていく感じが良いんじゃないでしょうか。
この方法がいつまで通用するかはわかりませんが。
乗っ込みになってくると、またちょっとパターンが変わってきそうです。
とりあえずしばらくはこの方法で試してみましょう! 

9月28日 日曜日 鯛・ハマチ 誘導式鯛ラバ自作

DSC_07489月28日は久しぶりの鯛出船でした。
朝から天気も良く、絶好の釣り日和です! 
本日は鯛・ハマチということで、あわよくば“クーラー満タン”を期待していたのですが・・・
そう甘くはなかったようですね〜

まず前半ですが、かなり渋めの状況でした。
カーリーの赤・金・ケイムラを中心に攻めてみるのですが、アタリすら無い状況です。
周りの方はぽつぽつと釣られているのですが、全くアタリ無し。
そのうちオシアカルカッタ201PGから異音が出てくる始末です。

キャスティングも多用するのですが、全くあたりません。


あたらない時というのはなかなかつらいものですが、未だにどうするのがいいのかわかりません。  いろいろと鯛ラバやタックルを変更してみるのですが、逆にそれが良くないのかもしれませんね。  
そんな時は・・・黙ってカップラーメン!ではないでしょうか。
ところが、本日は痛恨のラーメン忘れです。
仕方がないのでいろいろ手を変え品を変えやってみます。  
あと、こういう時によく陥るのが、“高価なジグ=釣れる? の法則”ではないでしょうか。  基本ジグの値段と釣果は全く比例しません(しないと思ってます)。 鯛ラバも、100円の鉛玉と2000円のタングステンで、タングステンの方が釣れるなんて事は全くありません。  しかし、ダメなときほどそういうものに頼りたくなってしまうんですよね〜  今回もひたすらタングステンを使用。  
集中力の欠如から根掛かり頻発しタングステン3つ殉職となりました。
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その後何度か青物ポイントにも行きますが、ここでも根掛かり+50m高切れの憂き目にあい、すでに敗戦処理投手のような心境です。

ただひたすら船長の「今日は夕方からアタルはず」という言葉を信じて巻き続けました。

タングステンを鉛に変えて、バーチカルもオシアカルカッタ201PG/炎月プレミアムB69ML-Sを封印し、オシアカルカッタ201HG/ゲーム炎月B70ML-S 1本で巻き続けました。
その結果、待望のアタリ!
DSC_0750ドラグの出方からして40-50サイズと思われましたが、これをバラすと立ち直れないような気がしたので、かなり慎重にFight!  なんとか1枚目をGetしました。
その後はキャスティングも織り交ぜながらぼちぼちアタリもあり、キャスティングで2枚追加して3枚として終了!
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最後の一流しで1枚とれたので、ちょっとHappyに終わることが出来ました。

結果的には3枚とれたのですが、内容はあまり良いものではありませんでした。 反省の多かった1日です。

今回久々にタングステンをロストしましたので、しばらく自作鯛ラバに戻ろうと思います。
以前は自作の鉛鯛ラバを主流で使っていたのですが、最近ちょっとタングステンに走りがちで、かつ釣果が伸びていないため、以前のシステムに逆戻りです。

以前に2/23のブログで自作鯛ラバの解説をしたのですが、最近少し作り方が変わったので改めてアップしておきます。
自作で作ればかなりコストを低く抑えることが出来ますのであまりロストしても精神的ダメージは負わずにすむかと思います(鯛ラバはどうもメンタルな要素もあるように思いますので・・・)。

先ずヘッドですが、私はキャスティングは20号(75g)、バーチカルは20-25号をメインに作成します。  深場用に30号(112.5g)も作ります。
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鯛玉オモリかスーパー梶付きを使用。
このまま使っても全く問題ないのですが、ちょっと味気ないので塗装します。

以前は一つ一つマジックなどで塗っていたのですが、大変なので最近はスプレーで大量生産します。
先ずホワイトで塗ってからオレンジで塗装、最後にクリアーで塗装して終了!

表裏で塗るので2回ずつ必要ですが、天気が良ければすぐ乾くのであっという間ですよ。
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最後にサイズを記入しておきましょう。
だいたい10-12個入って500円〜750円ぐらいですから市販のヘッドよりも格安で作成できます。

時々糸を通す穴が小さくなっていたりするときがありますので、そんな時は100円ショップの先細のニッパーなどを差し込んでグリグリすると大きくなります。
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次にフックです
これがなかなか大事! 掛かる掛からないはこれに依存しているといっても過言ではないでしょう。

以前はハリスにシーハンターやPEラインを使用していたのですが、しなやかさと強度の関係上現在はケプラート6号を使用しています。
針は一刀チヌ6号や速手チヌ6号をメインに、最近は紅牙のフックなども使用します。
通常鯛ラバのフックは2本針が多いと思います。  中には1本針の方もおられます。
私は3本針を使用します。  理由は、3本がそれぞれどこかにフッキングする可能性が高く、その場合どれか一つが折れたりフックアウトした場合でもなんとかバレずに揚げることが出来るからです。  毛利元就の、3本の矢の話ではありませんが、少しでも掛けた鯛をばらさずに揚げる事を考えた場合3本の方が有利ではないかと思ってます。
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作り方は、まず45cm程度の長さのケプラートの両端に針を結びます。
もう一つは15cm程度の長さに1つ結びます。

これを一つにまとめるのですが、そのまま結ぶと結構長さの調整が困難です。
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そこで、径1mm程度のクリヤーパイプを1cm程度の長さに切ってそれに3本のケプラートを通します。  コシがないのでそのまま通すのは無理ですから、いったんナイロンを通して引き抜く感じで通します。

少しきつめの感じで通すと長さDSC_0686の調整は非常にやりやすくなります。
あとはそのクリヤーパイプのフックが付いていない側で8の字結びをして固定します。
これでまずすっぽ抜けることはありません。 

これは全部同じ長さで作ってますが、段違いにすることももちろん可能です。

あとはスカートとネクタイですね。DSC_0744
システムの基本はセブンスライドのスライドパーツを使います。 
ネクタイはストレートとカーリーが合った方が良いでしょうか。
 このへんは好みになりますが、私はカーリーはビンビン玉のものをよく使います。
シリコンなので劣化しにくいのと、絡みが比較的少ないように思います。

DSC_0746ストレートは、以前はデュエルのものをよく用いていたのですが、最近は大きさや質感から紅牙のものを用います。 

いろんなメーカーからいろんな形やいろんないろのネクタイが出ています。
シンプルに1本ストレートをつける方もいれば数本つける方もおられます。  大切なことはきちんと水中でひらひら泳いでいることです。  これはフックとのバランスも関係してきます。  フックのハリスがごわごわしているとネクタイが絡みやすくなります。  ハリスが長すぎても絡みやすくなります。
そのへんは市販のものを参考にしてバランスを考えて下さい。
ちなみに私はハリスの結び目から針の結び目までを4cm(針先までだと5cm程度)でやってます。 
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最後にスカートですが、これもいろいろあります。  もともとバス用のものを流用して使う事が多かったんですが、最近は ジャッカルのものを使用するようになりました。  理由は他社のものよりちょっと太めでコシがあるからです。
意外とこのスカート同士がもつれて絡み合っていることも多く、あまり細いものは良くない感じがしています。  このジャッカルのスカートはカラーバリエーションも多くて使いやすいように思います。 
平均1つの鯛ラバに10本程度のスカートを使用します。

 DSC_0755
こんな感じですかね。

ヘッドやネクタイはずっと使えますが、針は先が鈍ったら必ず新しいものにして下さいね。
数少ないチャンスを無駄にしないために。
 

鯛ラバ解説③


なかなか釣行に行けない日々が続きます。
でも・・・ようやく来週3月2日に出撃予定です。
狙いはもちろん「真鯛 in ニライカナイ」   の予定です。

というわけで、今回は 鯛ラバ解説③ 鯛ラバ編

鯛ラバは以前は固定式が主流でしたが、最近は誘導式が多く見られます。
材質は鉛かタングステンで、当然タングステンはかなり高価です。
主な鯛ラバの紹介や、固定式と誘導式の違いなどは鯛カブラ.comさんに詳しく載っていますので興味のある方は是非参考にして下さい!

私も以前はDuelのソルティーラバーなどを多用してました(結構リーズナブルだったので)。ジヤッカルのびんびん玉も何個海中の藻屑となったことやら・・・
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これらはいわゆる固定式です。 
でも最近はやはり誘導式のほうが掛かったあとのバラしが少ないであろうという理由から誘導式を使う方が増えていると思います。  私もその一人で、今は誘導式しか使っていません。
私の考える誘導式の利点は、①針と鉛が固定されていないため海中で鯛が首を振ったときに針にかかるトルクが減りバレる可能性が減ること。 ②鉛と針、ネクタイがすべてバラバラであるため船上で簡単に鉛、針、ネクタイの交換が可能であること。 ③鉛と針、ネクタイがバラバラであるため他メーカー同士のパーツも流用できること。 などです。
特に②は船上で重さだけを替えたいときや、ネクタイの色を変えたいときに非常に便利です。
IMG_20140216_013615IMG_20140216_013537IMG_20140216_013518IMG_20140216_013642現在私が利用している製品はこれぐらいでしょうか。 メーカーはCOHDUEL、等ですが、すみません、あとは忘れました。

これらの市販ヘッドは時々気分転換に使用することが多く、メインは自作のものを使用しています。
IMG_20140216_013457IMG_20140216_013434IMG_20140216_013402IMG_20140216_013325一番多用するのはスーパー梶付の25号と20号です。 これだと25号でも一つ¥70です。 写真は色を塗ったりシールを貼ったりしていますが、基本鉛のままでもOKです。
ただ、鉛のままだとあまりに寂しいので、ダイキで¥200の スプレーを買って塗ってます。 一応白で下地を塗ったあとオレンジ塗装し、シールを貼ってからクリヤーで仕上げてます。 以前は100均のマジックでぬって100均のマニキュアで仕上げていたのですが、スプレーで大量生産した方が効率的ですので、最近はもっぱらスプレーです。
おそらく全て込みでも¥100以下で作成可能です。 樽形のものは30号と20号です。 深場攻略のためには30号は必須ですし、高価な鯛ラバだとロストを恐れるため攻めきれませんので、安価に作成できる手製の30号は非常に心強い味方です。
梶付と樽形の使い分けは、梶付の方が水中挙動は安定しているように思いますので潮が速いときは梶付、見かけを小振りに見せたいときは樽形 としています。
DSC_0410次に針です。  鯛が釣れるかどうかはこの針にかかってますので、特に大事なポイントです。 私はがまかつの一刀チヌとオーナーの速手チヌを愛用しています。 最近はがまかつのサーベルポイント も人気ですね。 鯛釣りですが、チヌ針を使う理由はチヌ針の方が線径が細いからです。 線径が細いほうが刺さりが良いため針掛かりする確率が増えます。 当然ゴリ巻きすると針が伸びたり折れたりしますのでドラグ調整して丁寧にファイトする必要がありますが、刺さらないことにはつれませんからね〜。 速手チヌはひねりがあります。 2本針で段違いにするとき下を一刀チヌにして上を速手チヌにしてます。  
ハリスは、以前はシーハンター8号を使用していましたが、最近はある理由(あとで解説)よりPE6号を使用しています。  
DSC_0415DSC_0416 PE45cmを切り、両端に針を結びます。
そのときにあると便利なのが100均のペンチと糸を保持するグッズです。 このグッズは数年前の某釣具店の福袋にDSC_0417入っDSC_0418ていて、当初は「いらないモノ」と思っていたのですが、以外と便利で、今ではなくてはならないグッズの一つになってます。 糸を切ったところには一応少量のアロンアルファーをつけます。 次に絡み防止用のビニールパイプを約8mm切り、それに通してから結びコブを作ります。 結びコブから針までは約5cmに調整しています。(1本¥20 計¥40)
DSC_0421DSC_0423これにネクタイ・スカートを通せばOK!
ちなみにこれはスカートはガイアのシリコンスカート(10本で¥50)を使用し、ネクタイはびんびんのカーリー(1本¥130)を使用しています。
スカートのメーカーは特にこだわりませんが、ネクタイは、びんびんカーリー、アンサー、アンサーカーリー、Duel(1本¥56)をよく使用します。 
DSC_0404
いろいろなカラー、パターンのモノを作っておくと便利です。 ただ、針、スカート、ネクタイのバランスはこのようになる様に気をつけています。
DSC_0422通常市販のものは針はシーハンターで結んでいると思います。それを止めてPEラインにした理由は、強度的にはもちろんPEラインはシーハンターに劣ります。 ですが、鯛ラバの針掛かりは口の中ではなく唇の外に掛かること多いので、擦れに対する強度はあまり必要ないと思われます。 シーハンターはコシがあるため、この写真のようなカーリーネクタイを使用したときにしばしば針にネクタイが絡まっている事を経験します。 実際そのような状況ではおそらく水中ではネクタイは泳いでいないためノーチャンスだと思います。 かといってしょっちゅうあげて確認するのは時間の無駄です。
PEなら、コシがないため絡まっても絡まったままでネクタイはきれいに泳いでくれます。  つまりノーチャンスの時間が減るということです。
鯛ラバは巻くだけの釣りです。 そのためなかなか他者との差が出にくいです。 あえて差が出るとすれば、ノーチャンスの時間を減らすことではないかと思います。  それでアタリの確率が増えます。 フックを常に新しくし、線径を細くすることで針掛かりの確率が増えます。 リールのドラグを調節し、低弾性の竿を使用することでバラしの確率が下がります。  結果としてよく釣れます。
手作りの合計金額は¥320でした。 厳密には塗装代などありますが、高く見積もっても¥400でしょう。 DUELのストレートネクタイバージョンなら¥250でできます。 市販の鯛ラバは¥800-2000ですので、比較すると圧倒的に安価ですし、確実に釣れます! 
皆さんも試してみてはいかがでしょう。 

鯛ラバ解説②

前回竿について書かしていただきましたので、今回はリールでいこうと思います。
結論から言うと、普通のリールを使っている限り釣果にそうは影響を及ぼさないのではないかと思います。  鯛ラバにおいてリールはドラグ調整さえきちんとできていれば何でもいいといっても過言ではありません。
でも、そう言われると買うときに迷いますよね。  そこで、前回同様私の好みで紹介させていただきます。
とりあえず鯛を掛ける のに大事なのは、1回転あたりの巻き上げ量でしょう。 ハイギア・ローギアなどありますが、実際は糸の巻く量でも変わってきますので、リールのギア比と糸巻き量両方で調整して下さい。  ハイギアでもゆっくり巻けば巻き上げ速度は遅くなるため、どちらでも対応できますが、私は最近は1巻きの巻き取り量が約50cm前後になるように調整しています。  糸がたくさん出たときは1回転で40cm程度の巻き取りになる可能性もありますが、この状態でやや早巻きをするのが好みです。
リールはSHIMANOのOcea Calcutta 200PGです。 
 200PG(右)
値段もそこそこで、かなり剛健な作りになっています。 ただ、ハンドルがちょっと残念なのでここはオーシャンマークのハンドルに替えましょう。
私は200PGと200HG両方持ってますが、どちらかと言えば200PGの方(ローギアの方)が鯛に関しては釣れる気がしてます。
この太鼓型の形は丈夫なんですが、、、パーミングは若干しにくいかもしれません。 特に女性など、手が小さい方は持ちにくくなる可能性があります。 その場合はSHIMANOならCURADO Type J などがリーズナブルで良いんじゃないでしょうか。
クラド タイプJ[CURADO Type J]
こちらの方がスプール幅が広いのでサミングしやすく、また持ちやすいと思います。 材質はプラなので負荷がかかると若干たわむ感じはあります。
ダイワならRYOGA Bay Jiggingや竿でも紹介した紅牙ICSが上記に相当するかと思います。 ちょっとRYOGAは高価ですが。  あとT.D.Zillion PE Specialも気になりますね〜。 余裕があれば是非買いたいリールです。 
画像画像
基本お財布と相談ということですね。
鯛メインで価格もお手頃というのなら紅牙でしょうか。 2万円そこそこで深度と巻き上げ速度がわかる上にアルティメットトーナメントドラグ搭載ですからお買い得感はあります。  オシアカルカッタは2台とも現在私の一軍ですが、糸を放出しているときにラインスラッグが生じるとレベルワインド下のねじに絡んでしまい結構やっかいなことになるという欠点があります。 これさえなければかなり良いリールなんですがね〜〜。
 まあ、いくらお財布と相談とは言っても、最低販売価格2万円程度のリールにしましょう。 それ以下のものは、結局耐久性に問題があるため長く使用できません。 最終的に無駄な投資になってしまいます。 

あと、リールにまくラインですが、是非PEラインを使用してください。 今時ナイロンはないと思いますが (^_^;    サイズは0.8号がおすすめです。  釣るだけなら0.6号の方が良いと思うんですが、0.6はお祭りすると先ず切れます。  1号でもいいですが、ちょっと太いと思います。  これ以上太いのは論外です。  たまにガチガチのハマチタックルで鯛ラバをされている方がおられますが、これは周りの方に迷惑になりますのでやめましょう。  PEも4本縒りと8本縒りがあります。 お金に余裕があれば8本が良いんでしょうが、4本で十分です。  一番安い4本縒りを使用していても魚がかかってPEラインで切れたことは一度もありません。  ちなみに昨年の秋に道糸PE0.6号  ハリス フロロ2.5号の鯛ラバタックルで(竿:ゲーム炎月 リール:オシアカルカッタ)96cmのブリがあがりました。
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 太刀魚も0.8で十分いけます(太刀魚の場合いくら太くても切れますが・・・)。
リーダーはフロロカーボンの2号〜2.5号、場合によっては3号でしょう。  3号の方が根掛かりしたときに回収できる確率が上がりますが、同時に高切れの確率も・・・。
私は通常2.5号です(110mぐらい巻いている船ハリスというやつ)。 2.5号を2ヒロつけて、先が痛むたびに短くして使ってます。

これで竿・リール・糸がそろいました。
”あとは鯛ラバだけだ!” といったところでしょうか。  通常このあと釣具屋さんで鯛ラバを購入 <¥500〜3000で、意外に高いことに驚きつつ¥1000程度の無難そうなやつを数個購入> これが多いパターンですが、かなり間違いがあります。
まず、竿やリールは鯛が食いついてきてから(魚信があってから)の問題であり、食ってくるかどうかは基本鯛ラバ自体と巻きのスピードに依存していると思われます。 そのため鯛ラバで妥協してしまうと、最悪魚信すらないという悲惨な結果に陥ってしまう恐れがあります。  私も以前は丸1日ほとんど魚信なしのボウズや、隣はどんどん釣れるのに自分は全く魚信がない状況を経験しました。  結果最終的には自分でセッティングした鯛ラバのみを使用し、既製品はほとんど使用しなくなりました。 これはあくまで既製品では釣れないということではなく、既製品ではそれぞれある程度欠点があり(コスト削減のため?)それを補ってやる必要があるということ。 全てを自分でセッティングすれば既製品は必要なく、また既製品を買うよりはるかに安い値段で仕上がる上に釣れる確率も上がるということです。
と言うわけで、次回鯛ラバ解説③は鯛ラバについてです。
ヘッド・ネクタイ・スカート・フック に分けて相変わらず私の独断と偏見に満ちた意見を記載させていただきます。
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鯛ラバ解説①

忙しくて釣りに行けないときにすること
① 釣り道具屋に行き釣り具を買うことで満足する
② 仕掛けなどを作ることで自分をごまかし納得させる
③ 空想の世界でAir Fishing !

最近これに 釣りネタで書き物をするという項目が加わりました。

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鯛ラバというと、よく ”あの巻くだけでつれるやつね〜” という言葉が返ってきます。 確かにその通り!  ジギングやサーベリングのような技術の介入余地が比較的少ない釣りではあるかと思います。  その反面、一つの遊漁船で10人が釣りをしていても、圧倒的に釣果が偏るときがあります。  当初は運かなと思っていましたが、いつも釣る人はたいがい釣ります。  そうなると、単に運だけとは言い難いように思います。
あまり大げさなことを言うつもりはありませんが、私の独断と偏見に満ちた鯛ラバでの ”釣る秘訣” をシリーズで書いていこうと思います。 

まずは道具から。
弘法筆を選ばず と言いますが、本当に選ばなかったのでしょうか??  鯛ラバに関してはこれは当てはまりません。  鯛を掛けて捕るという一連の行為において道具によるアドバンテージは計り知れないものがあると思います。 鯛は針掛かりすると、いわゆる”三段引き”と呼ばれる ゴン ゴン ゴン という引きを繰り返します。 この引きをいかに殺して糸のテンションを一定に保つかが鯛を掛けて捕るための最初のステップではないでしょうか。(本当は鯛ラバ自体の要素が大きいのですが、これに関してはまた後日)
その役割を担うのが竿です。
最近はいろいろと鯛ラバ用のロッドがありますので、それなりの物を選んでおけば特に問題はないかと思います。 しかし、実はそれぞれに特徴がありますので私のロッドを例に 私なりのロッド選びのポイントを紹介させていただきます。
私が最初に買った竿はTenryu off shore light del sol : OL632B-DFLでした。次に買ったTenryu off shore light del sol : OL601B-DMLと同様ライトジギング用のロッドです。
OL601S-DL/OL601B-DL  当初何もわからない頃(釣り具メーカーと言えばダイワかシマノぐらいしか思いつかなかった頃)に、”天竜”って、、、、?? と思いながらも釣具屋のスタッフに勧められるままに購入した記憶があります。  ライトジギング用のロッドはその後キャスティング用にスピニングのMajorCraft CROSTAGE CRJ-S64SLJも購入しましたが、非常に使い勝手がいいと思います。 丈夫で、リーズナブル。 多少乱暴に扱ってもかまわない印象があります。 鯛ラバだけでなくライトジギング(ハマチだとちょっとしんどい)、サーベリングにも使い回しができるので最初に持つ1本としては最適なんじゃないでしょうか。  ただ、ややバットがしっかりしてくると太刀魚はしやすくなるもののパワー不足感があり、鯛ラバでは堅めに感じてしまう反面、張りが弱くなると鯛ラバ以外での使い道があまりなくなってくるというどっちつかずの竿になってしまう可能性もあります。  実際今はこれらは鯛には使用しておらず、太刀魚メインの出撃のみとなっております。
 竿に関しての好みはいろいろとあると思いますが、最初に書いたように私の考えでは、竿の役割はいかにして引き(衝撃)を殺すかということです。  そのためには竿の弾性は低めの方がいいと思います。 つまりあまりピンピン弾かないということです。 材質で言えばカーボンよりもグラスの方がいいと思います。 ただし適度な弾性は必要ですので、この辺は好みの分かれるところでしょう。
この後購入したのは
Shimano GAME ENGETSU B70ML-S【カーボンソリッドティップ+低弾性カーボンモデル】です。

Game ENGETSUの特徴はなんと言ってもその長さでしょう。 通常の鯛ラバロッドが6フィート程度なのに対しGame ENGETSUは最長7’7”という長さがあります。
竿が長いため魚が船底方向に入った時も安定してファイトできます。 また、長い分鯛の引きを殺しやすいと思います。 非常にいい竿だと思います。 この竿には7’7”カーボンティップと7’0”カーボンソリッドティップ(タフテック)、6’1”グラスソリッドティップがあります。  それぞれ竿先の感じが異なりますが、これは好みでしょうか。 欠点としては、竿先がFineなため乱暴に扱うと折れやすいことでしょうか。  実際私は先端が折れてガイドを付け替えたため7’0”が6’8”ぐらいになってしまっています。
このカーボンソリッドティップはかなり先端が柔らかい方なのですが、つかっているうちに時々このカーボン特有のピンピンした感じが気になることがありました。 鯛が40以上の時はそれほど気にならないのですが、小さめサイズの時は最初のあたりで竿が弾いてバレる事があったのです。 
そのためより低弾性の竿を探してみました。 先ほどのGame ENGETSU 6’1”グラスソリッドティップはまさにそれに当てはまります。 しかし、先端だけが非常に柔らかい事が私の好みではなかったため却下。 最終候補はダイワのSALTIGA BJ AGS 65HB-SMT for TAI RUBBER GAME

とPALMSのMetal Witch MTGC-651M
METAL WITCH イメージ
になりました。  他にもいろいろあったとは思うんですが・・・・たまたまフ◯◯ドにこの2本があったからです。  実際の竿の感じはやっぱり触ってみないとわかりませんからね〜〜。  で、結論はPalmsになりました。  理由はこちらの方が柔らかかったことと、圧倒的に安かったことです(笑)。 
というわけで、現在の私の一軍はシマノのGame炎月とPalmsのメタルウイッチです。 通常船に乗るときはトラブルも想定して最低2タックルは持参しますが、このように調子の異なる竿を持って行くのは気分転換にもなり、その日の引き出しも増えるためいいのかなと思っています。  
とりあえず今はこれで満足しているので、新しい竿を買うつもりはないのですが、、、最近気になる竿は、ダイワの紅牙シリーズです。  メタルトップの紅牙MX画像
と、カーボンソリッドの紅牙
画像
がありますが、どちらもいいと思います。  特に紅牙の方は、かなりリーズナブルですので、最初の1本としてはかなりおすすめと思います。  実際最近常連さんでも紅牙シリーズを使っている人は増えてきたんじゃないでしょうか。
鯛だけじゃなくて太刀魚やハマチも、と言う人にはTenryu HORIZON Ljがいいんじゃないでしょうか。 実際使ったことはないんですが、触った感じはかなりいい感じでした。

せっかく掛けた魚を逃がさないためにも、いい竿(釣る魚に合った竿)を選びたいですね。

以上、私の独断と偏見で選んだ竿のお話でした。
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