
以前はエコーというと内科や産科などのものといった印象がありましたが、近年その手軽さと非侵襲性から臨床の場で頻繁に使用されるようになってきました。
整形外科の分野でも、「運動器エコー」という呼び方が徐々にメジャーになってきつつあります。
手指などの皮下腫瘍の判別や、靱帯損傷、肩の腱板の診断までいろいろと診断の助けになりそうです。
これまでは触診やレントゲンの軟部像で判断していたものが、エコーも使用することでさらに正確に診断できるのではないかと思います。
唯一の欠点は、少し時間がかかることでしょうか。
何度か試してみましたが、きれいな像を出すにはそれなりにコツがいります。 また健側と比較しようとすると両側行う必要があり、時間がかかります。
もう少し慣れて、短時間で検査ができるようにしていきたいですね。








四十肩、五十肩という病名は皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 この病気は一般には肩関節周囲炎といいますが、その病態から凍結肩(
四十肩、五十肩がゆっくりと進行していくのに対し、この石灰沈着性腱板炎は急激に発症することが多いです。 「昨日まで何ともなかったのに朝起きたら激痛が・・・」という方に多く見られます。 これも原因ははっきりしませんが、腱板組織内に石灰化が生じる事より腱板組織への機械的刺激が原因ではないかと推察されます。 特徴としてはレントゲン検査にて腱板の大結節付着部位付近に石灰化像を認めます。
肩関節が動く(肩が動く)ためには当然筋肉の作用があります。 肩を動かす主な筋肉は腱板(肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋よりなる筋腱集合体)と三角筋です。 特に腱板は骨頭を関節窩に引き寄せ三角筋の効率を高めながらスムーズに肩を挙げるのに作用しています。 ただ、その腱板の中でも棘上筋は解剖学的に上腕骨と肩峰という骨に挟まれているため損傷されることが多いと思われます。 

















