
朝から天気も良く、絶好の釣り日和です!
本日は鯛・ハマチということで、あわよくば“クーラー満タン”を期待していたのですが・・・
そう甘くはなかったようですね〜
まず前半ですが、かなり渋めの状況でした。
カーリーの赤・金・ケイムラを中心に攻めてみるのですが、アタリすら無い状況です。
周りの方はぽつぽつと釣られているのですが、全くアタリ無し。
そのうちオシアカルカッタ201PGから異音が出てくる始末です。
キャスティングも多用するのですが、全くあたりません。
あたらない時というのはなかなかつらいものですが、未だにどうするのがいいのかわかりません。 いろいろと鯛ラバやタックルを変更してみるのですが、逆にそれが良くないのかもしれませんね。
そんな時は・・・黙ってカップラーメン!ではないでしょうか。
ところが、本日は痛恨のラーメン忘れです。
仕方がないのでいろいろ手を変え品を変えやってみます。
あと、こういう時によく陥るのが、“高価なジグ=釣れる? の法則”ではないでしょうか。 基本ジグの値段と釣果は全く比例しません(しないと思ってます)。 鯛ラバも、100円の鉛玉と2000円のタングステンで、タングステンの方が釣れるなんて事は全くありません。 しかし、ダメなときほどそういうものに頼りたくなってしまうんですよね〜 今回もひたすらタングステンを使用。
集中力の欠如から根掛かり頻発しタングステン3つ殉職となりました。

その後何度か青物ポイントにも行きますが、ここでも根掛かり+50m高切れの憂き目にあい、すでに敗戦処理投手のような心境です。
ただひたすら船長の「今日は夕方からアタルはず」という言葉を信じて巻き続けました。
タングステンを鉛に変えて、バーチカルもオシアカルカッタ201PG/炎月プレミアムB69ML-Sを封印し、オシアカルカッタ201HG/ゲーム炎月B70ML-S 1本で巻き続けました。
その結果、待望のアタリ!

その後はキャスティングも織り交ぜながらぼちぼちアタリもあり、キャスティングで2枚追加して3枚として終了!

最後の一流しで1枚とれたので、ちょっとHappyに終わることが出来ました。
結果的には3枚とれたのですが、内容はあまり良いものではありませんでした。 反省の多かった1日です。
今回久々にタングステンをロストしましたので、しばらく自作鯛ラバに戻ろうと思います。
以前は自作の鉛鯛ラバを主流で使っていたのですが、最近ちょっとタングステンに走りがちで、かつ釣果が伸びていないため、以前のシステムに逆戻りです。
以前に2/23のブログで自作鯛ラバの解説をしたのですが、最近少し作り方が変わったので改めてアップしておきます。
自作で作ればかなりコストを低く抑えることが出来ますのであまりロストしても精神的ダメージは負わずにすむかと思います(鯛ラバはどうもメンタルな要素もあるように思いますので・・・)。
先ずヘッドですが、私はキャスティングは20号(75g)、バーチカルは20-25号をメインに作成します。 深場用に30号(112.5g)も作ります。



鯛玉オモリかスーパー梶付きを使用。
このまま使っても全く問題ないのですが、ちょっと味気ないので塗装します。
以前は一つ一つマジックなどで塗っていたのですが、大変なので最近はスプレーで大量生産します。
先ずホワイトで塗ってからオレンジで塗装、最後にクリアーで塗装して終了!
表裏で塗るので2回ずつ必要ですが、天気が良ければすぐ乾くのであっという間ですよ。

最後にサイズを記入しておきましょう。
だいたい10-12個入って500円〜750円ぐらいですから市販のヘッドよりも格安で作成できます。
時々糸を通す穴が小さくなっていたりするときがありますので、そんな時は100円ショップの先細のニッパーなどを差し込んでグリグリすると大きくなります。

次にフックです
これがなかなか大事! 掛かる掛からないはこれに依存しているといっても過言ではないでしょう。
以前はハリスにシーハンターやPEラインを使用していたのですが、しなやかさと強度の関係上現在はケプラート6号を使用しています。
針は一刀チヌ6号や速手チヌ6号をメインに、最近は紅牙のフックなども使用します。
通常鯛ラバのフックは2本針が多いと思います。 中には1本針の方もおられます。
私は3本針を使用します。 理由は、3本がそれぞれどこかにフッキングする可能性が高く、その場合どれか一つが折れたりフックアウトした場合でもなんとかバレずに揚げることが出来るからです。 毛利元就の、3本の矢の話ではありませんが、少しでも掛けた鯛をばらさずに揚げる事を考えた場合3本の方が有利ではないかと思ってます。

作り方は、まず45cm程度の長さのケプラートの両端に針を結びます。
もう一つは15cm程度の長さに1つ結びます。
これを一つにまとめるのですが、そのまま結ぶと結構長さの調整が困難です。

そこで、径1mm程度のクリヤーパイプを1cm程度の長さに切ってそれに3本のケプラートを通します。 コシがないのでそのまま通すのは無理ですから、いったんナイロンを通して引き抜く感じで通します。
少しきつめの感じで通すと長さ

あとはそのクリヤーパイプのフックが付いていない側で8の字結びをして固定します。
これでまずすっぽ抜けることはありません。
これは全部同じ長さで作ってますが、段違いにすることももちろん可能です。
あとはスカートとネクタイですね。

システムの基本はセブンスライドのスライドパーツを使います。
ネクタイはストレートとカーリーが合った方が良いでしょうか。
このへんは好みになりますが、私はカーリーはビンビン玉のものをよく使います。
シリコンなので劣化しにくいのと、絡みが比較的少ないように思います。

いろんなメーカーからいろんな形やいろんないろのネクタイが出ています。
シンプルに1本ストレートをつける方もいれば数本つける方もおられます。 大切なことはきちんと水中でひらひら泳いでいることです。 これはフックとのバランスも関係してきます。 フックのハリスがごわごわしているとネクタイが絡みやすくなります。 ハリスが長すぎても絡みやすくなります。
そのへんは市販のものを参考にしてバランスを考えて下さい。
ちなみに私はハリスの結び目から針の結び目までを4cm(針先までだと5cm程度)でやってます。

最後にスカートですが、これもいろいろあります。 もともとバス用のものを流用して使う事が多かったんですが、最近は ジャッカルのものを使用するようになりました。 理由は他社のものよりちょっと太めでコシがあるからです。
意外とこのスカート同士がもつれて絡み合っていることも多く、あまり細いものは良くない感じがしています。 このジャッカルのスカートはカラーバリエーションも多くて使いやすいように思います。
平均1つの鯛ラバに10本程度のスカートを使用します。

こんな感じですかね。
ヘッドやネクタイはずっと使えますが、針は先が鈍ったら必ず新しいものにして下さいね。
数少ないチャンスを無駄にしないために。