南予への太刀魚遠征も今回で、、、今シーズンは3回目かな?
これまでは瀬戸内でしかサーべリングはしたことが無かったんですが、昨年南予でドラゴンをあげ損ねて以来、南予遠征が続いています。

今回も、今シーズン最後かな〜と思いながらの遠征です。
前回SFCのジグがイイ仕事をしてくれたんで、今回もSFCのレクター. アーク. ガーキーを揃えて参戦です。
特にレクターは引き重りが少ないので体力不足の私にはちょうどイイ感じです。
あとはシルバーロングと、念のためテンヤも用意しています。
これまでは冷凍イワシも持参していたんですが、今回は持参せず現地調達することとしました。
これまでと同様にタックルはオシアジガー2001、オシアジガー1501、電動リール(シーボーグ150J)で

やはり人力のみでは体力的に不安なため、電動リールは必須です。
150mからだと240gのジグは回収だけでも一苦労です。
さて、今回も序盤は順調です。
レクターでもシルバーロングでもワンピッチ後にちょってジグを飛ばせば喰ってきます。
本来はベタ底で大物に喰わせるべきなんですが、なかなか大きいのは反応しません。
大きくてもF4〜F5止まりです。

まあ、それなりに釣れるんでイイんですが、、、。
本来の目的は、一瞬根がかりかと思わせる様な大物なんですよね〜
頑張ってオシアジガー2001でレクター240gをしゃくってたんですが、突然やってきました‼️
明らかな大物です。
水深160mで10mほどしゃくったとこでしょうか。
とりあえず10Kg程度に設定していたドラグが一気に出ます。
いくら巻いても10mあげては10m戻される感じで、一向に底から剥がれません。
当然数名の方とお祭りもしていたんですが、そこは船長のナイス判断でこちらのラインをフリーにしてからラインを外して行きます。

巻いても巻いても全く上がってくる素振りが無いんですが、そのうち相手もバテるだろうと思い、持久戦に持ち込むつもりでゆっくり巻き続けました。
すると、徐々にあがりはじめました。
ただ、引きが太刀魚じゃ無いんですよね〜
昨年対峙した太刀魚の引き込みとは全く異なる引きです。 鰤の引きとも違う感じ。
一体何なんでしょう?
サメ? エイ? じゃ無ければイイのにな〜 なんて思いながら巻き続けます。
しばらくすると案の定、魚の方がバテて徐々に浮いてきました。
私も十分バテていたんですが、同乗者の方々がみんな回収して待機してくれている手前休むわけにもいかず、必死で巻き続けました。
で・・・・ 上がってきたのはオオニベでした。
釣れて嬉しい反面、ちょっと残念な感じがするのはなぜでしょう。 (TДT)
まあ、良い記念になりました。
血抜きをして内蔵を出すのにひと苦労。
とりあえず、クーラーには入りそうにないんで、船の氷を入れる大っきいクーラーに入れさせていただきました。
この1匹で完全にやられてしまい、温存していた私のHPは残りわずかに・・・
それから数流しは休憩Timeになってしまいました。
その後もジグはしんどいので、電動リールでてんやです。
イワシを持参していなかったので、釣れた太刀魚のしっぽと、細めの太刀魚の身をつけてつりました。
しっぽを長くしすぎると、きれいにしっぽだけかみ切られてしまいますので、程よい長さに。
新鮮な太刀魚を使うので、手があまり臭くなりません。

それなりに釣れます。
個人的にはイワシの身に太刀魚のしっぽをつけるのが臭いもあって集魚効果があるんじゃないかと思うんですが、どうもあの冷凍の奴らをつけるのが苦手なんですよね〜
まあ、今回も残念ながら超ドラゴンには出会えませんでした。
今シーズンはもう微妙かな〜
これからは瀬戸内ですね。
さて、さっきのオオニベですが、港で頭と尻尾を切り落としてなんとかクーラーに入れました。

捌くのはかなり大変で、マグロの解体のように5枚おろしにしました。
本当はその5枚も難しいのでさらに前後に分けて9枚おろし。
白身の魚ですが、なんか肉っぽい脂ののり方をしています。 切り身の大きさはまさに肉のブロックなんですよね。
とりあえず、フライにしていただきました。
見た目はトンカツみたいですが・・・
若干大味ですが、意外に美味しいと評判でした。
まあ、もともと宮崎なんかでは養殖もしているみたいですからね。
しばらくは白身魚のメニューが続きそうです。